14日は夫が休日出勤の振替でお休みだったので、一緒に外出した。
滋賀に住み始めたころ、京都が近かったのでいろいろお出かけした。定番の観光地も一通り回ったと思う。しかしなぜか金閣寺だけは行っていなかったので、ずっと行きたいと思っていた。小学校の修学旅行以来の金閣寺。(奈良の小学校なのに京都に修学旅行って近すぎない?)あの懐かしの金閣寺に行ってみたい、という気持ちがずっとあった。そしてやっとこさそれを実行した。
今日は観光客気分で(というか観光客なんだけど)一日過ごそう、と朝から気合をいれて、京都観光の定番、モーニングを食べるところから始める。(食い意地が…)
満席だったのでお店の方に言われて外で並んでいると、外国人の方が並んでいるわたしたちを素通りして中に入ろうとする。言葉が分からんでも見たら分かるでしょ?並んでますねん、と思い「Excuse me」と声をかけると、「Just Checking」と言われ、あせった自分たちが恥ずかしくなる。そんなこともありながらモーニングをおいしく頂いて幸せ気分。
その後京都駅からJRバスに乗り金閣寺へ。
道中そんなに混むこともなくほぼ時間通りに到着。わたしたちの前に降りて行った中国人と思われる方々がICカードをタッチすることなく降りて行ったので運転手さんが「ちょっとちょっと」と声をかけるも気づかずに行ってしまいそうになる。仕方なくわたしが「ちょっとすいません」と日本語で声を掛け(中国語がまったく分からないので)、彼らをバスに戻す。無事タッチできたようだ。
よかった、よかった。タッチしとかないと、次に乗った時にきっとややこしいことになるよね。未払い状態なわけだから。
さすが京都。朝から海外の方との触れ合い(?)が2度もあったわ。
その後金閣寺に行くとそこには想像したとおりの金閣寺が。宇治の平等院に行った時は思ってたより小さいな~と思ったけど、金閣寺はほぼ想像通りの見た目だった。
めちゃくちゃ晴天だったので、空の青に金色がめちゃ映える。
三島由紀夫の「金閣寺」を読んだ時に感じた重苦しさはどこにもなく、金ぴかの眩いばかりのお寺だった。順路どおりに歩いていくとわりとさっーと一周して、「え、もしかしてもう出口?」という感じで1時間もいなかったと思う。
でも長年の想いがかなって大満足だった。
その後、4月に娘たちと買い物に行ったときに、時間がなくて見るのをあきらめたお店があったので、改めて見に行くために三条方面に向かう。
夫と二人、(ほぼ冷やかしだけど)いろんなお店を見て回った。特に古着屋さんは買うことはまずないんだけど、昔のデザインのものや海外のものが売られているのを見るのは楽しい。今回は珍しく夫が1枚購入。お手頃価格で質のいい商品が買えるのも古着屋さんのいいところ。
さんざん見て回って疲れたので、これまた懐かしの「イノダコーヒー」でお茶をする。昔はよく行っていたんだけど、最近人気がでてきて混んでいることが多いから敬遠していた。それがたまたま通りかかると誰も並んでないやん。14日は全体的に人出が少なかったように思う。久しぶりのイノダコーヒーは美味しかった!最近はあっさり目のコーヒーが好みで自分で粉を買うときは浅~中煎りを買うことが多いけど、久しぶりにこのしっかり目の濃いコーヒーもいいね。
その後もあっちこっちと動き回り、夜は夫が気になっていた「炭火とワイン」(京都駅店)というお店へ。なんでもタクシー運転手さんがおすすめのお店を教えてくれる番組で紹介されていてとってもよさそうだったと、職場の人から聞いてきたらしい。
前日に予約したからか入口近くのカウンター席で、オープンキッチンから機械の動いている音や予約の電話の音が聞こえてきてとりあえずうるさい。店員さんも若くて可愛らしいんだけど、大学のサークルノリみたいな店員さん同士のやりとりがちょっと辛い。
お料理はおいしかっただけに、もっと落ち着くお店だったらなぁと思った。
でも朝から一日京都満喫。とっても楽しい一日だった。
子どもたちの晩ごはんは二日遅れの母の日のプレゼントとして長女が担ってくれた。こういうプレゼントが一番ありがたいわ。
健康と優しい家族に感謝した1日だった。