思いつくままに日暮らし

とりあえず始めて何も決まっていません。思いついたことをあれこれ書いていく予定です。

最後まで読んでも大丈夫?

数か月前のこと。ある日わたしのYouTubeのおすすめ動画に「雨穴(うけつ)」さんという方のホラー動画があがってきた。最近では映画『変な家』の著者としてご存じの方も多いと思う。わたしは普段はホラーは苦手であまり見ないんだけど、雨穴さんの独特のビジュアルとユーモアに引き込まれ、ついつい全部見てしまった。

以来、Google先生から「あなた、こんなのも好きでしょ?」と言わんばかりにホラー系動画をおすすめされるようになってしまった。 
先ほども言ったように別にホラーが好きなわけではないので、ホラーばかりすすめられちゃかなわない、と「興味なし」をタップする日々。

しかし、そんなある日、あるレビュー動画が目に留まった。それが『近畿地方のある場所について』というホラー小説のレビュー動画。

 

何という方の動画だったか忘れてしまったけど、その動画を見て興味をもってしまったわたし。『近畿地方…』は「カクヨム」という投稿サイトに投稿されている小説なので、無料で全て読むことができるということもあり、ついつい読み始めてしまった。

もう、それが…めっちゃ怖い…

その小説はモキュメンタリ―形式となっていて、著者である「背筋」さんが小説の中にも登場する。背筋さんがオカルト雑誌の仕事を一緒にしていた編集者の小沢くんが行方不明になってしまい、小沢くんの情報を集めるために、小沢君が調べていたと思われるさまざまなエピソードをWEB上で公開して、読者に情報提供を求めていく、というスタイル。

 

その公開されるエピソードはネットの匿名掲示板に投稿されたものや、週刊誌報道などさまざまあるんだけど、そのエピソードの一つ一つがいちいち怖い…。
もう、それがほんとうに背筋も凍る怖さ…。数エピソードを読んだところで怖すぎて、一人で読むのは嫌だけど続きが気になるしで、次女に頼んで一緒に読んでもらうことにした。

 

そういうわけで二人で読み進めているけど、二人で読んでも怖い…。
あまりに怖いので1エピソードずつ読んでいる。もはや読み始めたことを後悔し始めている始末だけど、最後まで読むと全体が繋がってくるのかな?という感じなので、最後まで読みたい気持ちもあり…。

 

これ、書店ではリアル本も売っていて、それには袋とじが付いているみたいなんだよね。その袋とじが多分衝撃の内容なんだけど、「カクヨム」ではそれがどうなってるのか分からない。袋とじの内容も身の毛もよだつ怖さだろうし、心の準備もなくいきなり見たら夜寝られなくなるかも…と思うとやっぱりここでやめようかな、とも思う。

 

いやいや、そうは言ってもフィクションでしょ?と思う方にはぜひ読んでみてほしい。けど、マジで怖いです!夜一人で読むのは危険なレベルなのでどうぞお気をつけて。