読書感想文
寒さのぶり返しに身が縮こまる日々。ついつい前かがみで姿勢悪く歩いていると周りの景色も目に入らない。しかし車を運転していて信号で停車中に道沿いの桃の花(多分、花には本当に疎くて…)がほころんでいるのが目に入り、わぁ!と少し明るい気持ちになる。…
最近読書習慣が少しずつ復活してきたので、ちゃんと感想もブログに残していきたいところだけど、それがなかなか…。思ったことをちゃんと文字化するのってむずかしい。 というわけで、つたないながらに感想を書いてみる。今回読んだのは『BUTTERバター』とい…
娘が買ってきた新潮社のプレミアムカバーの「さくらえび」(さくらももこ著) 「ちびまる子ちゃん」をリアルタイムで読んでいたわたしだけど、さくらさんのエッセーを読むのは初めて。まる子のあのシニカルな世界観が広がっているのかな、と思いきや、びっく…
プレミアムカバーがきれいだったのでつい買ってしまった「ティファニーで朝食を」(トルーマン・カポーティ著)。 オードリー・ヘプバーンの映画が有名だけど、見たことがなかった。今回本を読んでから映画も見たんだけど、映画と原作ではストーリーもかなり…
長らく読んでいた本をやっと読み終わった。その本がこちら。『暇と退屈の倫理学』 國分功一郎著 大変いい本だったと思う。読み終わったら素晴らしいレビューを書く予定だったけど、1か月以上かけて読んだので前半の内容を忘れてしまっている。随所に面白い…
近々「ダイヤのエース」という高校野球漫画のイベントで東京へ行く。といってもイベントに参加するのは娘だけで、わたしはお伴でついていくだけ。前回東京に行ったのはコロナが流行る前の初夏だったから約4年ぶりの東京。楽しみ。 わたしはイベントに参加す…
今週のお題「読みたい本」 前回ブログで書いたんだけど、「何か本を読みたい!」ということで、最近本屋さんをうろついていた。そして『東大・京大生に最もよく読まれている本』という帯につられて買ってしまったのがこちらの本。 「暇と退屈の心理学」(国…
「メインテーマは殺人」作者:アンソニー・ホロヴィッツ訳:山田 蘭2019年 創元推理文庫 アンソニー・ホロヴィッツはイギリスの作家で脚本家。わたしにとっては「刑事フォイル」の脚本家として馴染みが深い。「刑事フォイル」はわたしが見ていた数少ないイギ…