近々「ダイヤのエース」という高校野球漫画のイベントで東京へ行く。といってもイベントに参加するのは娘だけで、わたしはお伴でついていくだけ。前回東京に行ったのはコロナが流行る前の初夏だったから約4年ぶりの東京。楽しみ。
わたしはイベントに参加するわけじゃないけど、道中、娘との会話を盛り上げるために、ここ一か月ほどかけて「ダイヤのエース」をちょこちょこと読んでいた。(第一部全47巻、第二部全34巻ある大作)
端的に言ってめっちゃ面白かった。
個人的には主人公世代がまだまだ未熟な第一部より、成長してたくましくなった第二部のストーリーがより面白かった。
むか~しむかし子供のころ、実家に「ドカベン」という野球漫画があって、それを読んでいたおかげで野球の基本的なルールは知っていた。けど、その頃は子供だったし、あんまり細かいところは分かってなかった。
それに「ドカベン」はわりと漫画的というか、現実にはありえないことがいっぱいあったので、細かいところを気にするより、ダイナミックにストーリーを楽しむ漫画だったと思う。
でも「ダイヤのエース」は試合の展開とか、選手の心情とかめっちゃリアルなので、リアルな甲子園の試合を見てるみたいでドキドキした。と言っても、わたしは野球をよく知ってるわけじゃないから、そう思う、というだけなんだけど。
最近若い子を見るとすぐ親目線になっちゃうわたしだけど、ダイヤのエースの子たちはみんなすごいしっかりしてて、こっちが見習わなきゃいかんなぁと思うことばかりだった。
とにかく一球、一球の配球とか、バッターから投手へのプレッシャーのかけ方(またその逆)、監督の采配、応援の力…いろいろ「なるほど~」って感じで、こんだけ深く野球見れたら面白いよね!って思った。選手たち一人一人の野球に賭ける思いも人それぞれで、みんなに想いやドラマがあり…グッとくる場面も多かったなぁ。いやー感動したわ。
今年の甲子園を見るときはそういうところにも注目しよう。
ま、実際にはストレートとカーブの違いも見分けられないんだけど、テレビだと実況の人がちゃんと教えてくれるから、謎の解説者目線で見てみたい。