今週のお題「読みたい本」
前回ブログで書いたんだけど、「何か本を読みたい!」ということで、最近本屋さんをうろついていた。そして『東大・京大生に最もよく読まれている本』という帯につられて買ってしまったのがこちらの本。
「暇と退屈の心理学」(国分功一郎著 新潮文庫)
そういうわけで最近こちらの本を読んでいるけど、毎回数ページほど読むと眠気に襲われてなかなか進まない。(内容は興味深いのに、なぜだろう?)
全部読んだらレビューをあげたいと思っているけどかなり先になりそうだ。
そういうわけで1冊読むのにも四苦八苦してるのに、まだ本を探してる。今回は帯につられて購入したので、次回はもう少し自発的に選びたい。お気に入りの、何度でも読み返したくなるような…そんな本と出会いたい、と思っている。
そう、『座右の書』を探している。
探すものではなく、出会うものなんだろうけど、わたしは何かとケチをつけてしまう性格なので、なかなかお気に入りの1冊に出会わない。世界の名だたる名作にもいろいろケチをつけている。
例えば…
「グレートギャツビー」→ヒロインのデイジーのキャラがウザい。
「ライ麦畑でつかまえて」→汚い表現が多くて、うんざりする。
「こころ」→先生って身勝手じゃない?
「カラマーゾフの兄弟」→文章がくどい…などなど
きっと文学を理解する心がないのね。作品のテーマとかより、そういったもろもろのことが気になってその作品の本質にまでたどりつけない感じ。突っ込みを入れながらドラマを見る癖が、読書にも悪影響やわ。わたしって本を読むのに向いてないのかも…とも思うけど、『座右の書』に巡り合う夢も捨てられず。
とりあえずアランの「幸福論」を座右の書としているけど、座右の書というほどには読み返していない。というか一度も読み返していない。でも「機嫌がいいことは礼節である」というアランの言葉は、確かにそうやわ!と思って、できるだけそうであろうと思っている。
子供のころは本好きだったのに、なんで今はこんなに本が読めなくなったのかしら?
やっぱりケチをつける性格のせいよね。子供のころの素直な心に戻りたい…