年々本を読まなくなっているけど、ここ数年は年に数冊読めばいいほうになってきた。
子供のころは本が大好きで、学校の図書室に行っては「世界文学全集」とかを片っ端から読んでいたのが嘘のように、本を読もうという気が起こらない。
でも「活字離れ」なんてことが言われてから久しいので、わたしだけじゃなく多くの人が本を読まないようだ。なんでだろうね？
わたしの場合は育児がきっかけの気がする。子供が小さい時はおちおち本を読んでいられないので、その時に読書習慣がなくなってしまった。そしてそのまま復活しませんでしたとさ…という感じ。
村上春樹の新刊がでたので、ハルキニストのママ友さんは早速買って読んでいるようだけど「分厚くて全然進まない」とぼやいていた。大変な読書家の彼女を苦労させる本なんて、わたしにはとうてい無理だわ。
そういえば「騎士団長殺し」という彼の作品を「読んでみて」と彼女から言われて読んだことがあったけど、正直よく分からなかった。「どうだった？」と聞かれて、「よく分からなかった」と言いづらかったので、適当にごまかした記憶あり。
大昔に「ノルウエィの森」がめちゃくちゃ売れてた時にも読んだことがある。ヒロインの緑という女の子が「変わった子やな～」という印象だったのを覚えている。わたしの友達にも緑という女の子がいて、賢いけど変わった子だったので、印象が被っちゃったのかもしれない。
そういえば彼女ともいつの間にか音信不通になってしまった。独身の友達とはいつの間にか音信不通になることが多い。独身でバリバリ働いていると新しい出会いも多いから、昔の友達といつまでも付き合っていられないのかな。主婦してると新しい出会いが少ないから昔の友達は貴重なんだけどね。
とにかく最近は何か面白い本ないかな～って探している。できたら単なるエンタメよりちょっと物事を考えられるような本がいい。といってもあんまり難しいのは理解できないし疲れるので、ほどほどに難しそうな本を探し中。
いい本が見つかったらちゃんと読んで感想をブログにあげようと思う。
「ノルウエィの森」も今読み返してみたら面白さが分かるかもしれない。
