最近たまに聴いているYouTubeのチャンネルに「フェルミ漫画大学」というのがある。
わたしの場合、家事をしながら”聴いている”だけで画面をほぼ見ないので、ラジオを聴くのに近い。
フェルミ漫画大学はいわゆる本要約チャンネルなんだけど、他の本要約チャンネルと違って会話形式なのがいい。
りんちゃん(子供)とケンジ(大人)の二人の会話で内容を進めていくのだけど、本の内容を要約して教えてくれるのは子供のりんちゃんのほうで、ケンジは大人なのに「よろしくお願いします!」と真面目に教えを請うている。
りんちゃんは子供だけど、すごく落ち着いてて声のトーンも低め。
トーン高めの騒がしいトークが多いYouTubeにあって、落ち着いた語りはありがたい。
年のせいか騒がしいトークだと聞いてて疲れる。
そしてりんちゃんのトークが素晴らしいのは言うまでもないけど、実は聞く側のケンジの「聞く力」がすごい!!
りんちゃんの言うことに対して
「はい!」
「ええーっそうなんですか?」
「知らなかった…」
といい感じに相槌を入れて、話をスムーズに展開していく。
こんな真剣に聞いてくれたらしゃべるほうも気分よくなっちゃうよね。
それでいて、視聴者が疑問に思うポイントをきっちり質問して押さえてくれる。
一方通行にならないのが会話形式のいいところ。
この脚本書いてる人すごいなぁと思いつつ、人の話を聞くときはケンジを見習わねばと思うのでした。
ただ、本要約チャンネルってどうしても自己啓発系が多くて…
自己啓発は興味ないからもう少し健康系とかあると嬉しい。