今日は久しぶりの塾でのお仕事だった。
長いお休みの最後が旅行で、昨日は旅行のことをブログに書いたりしてまだ現実逃避できてたけど、仕事に行くと一気に現実に戻る。
次女の学校も来週木曜日から始まるし、なんか夏が終わる寂しさ。(ありがたくもあるけど)
ところで熱海旅行2日目はMOA美術館へ。
父はほとんど美術には興味ないけど、ここはわたしの趣味を優先させてもらった。
バスでかなりきつい坂道を上った先にある美術館。
通りすがりの人(の話が漏れ聞こえてきたところ)によると「今日は空いてるね~入れない日もあるのよ」とのことだった。
地震やら台風やら、ここ最近は旅行日和とは言い難かったので、その影響かな?
到着して入場券を買う段になって、なんと常設展がやっていないことに気付く。
というわけで、さほど興味があるわけでもない「ポケモンと工芸」展を見ることになったけど、これが意外と面白かった。
というかこの美術館、建物自体が面白くて、まず長い長いエスカレーターで最上階まで上がるんだけど、そこが幻想的な雰囲気になっていて長いエスカレーターも飽きない。
宗教団体が設立した美術館のようなので、なにか教えが反映されているのかしら?
上まで昇ったところからの眺めも素晴らしく、秋だったら庭園も見応えがありそうだ。
この建物だけでもけっこう来た価値あったね、と妹と話し合った。
肝心の「ポケモンと工芸」展も見応えがあって、ポケモンのキャラクターはピカチュウしか知らないわたしでも十分に楽しめた。
美術館の中にはカフェやレストランがいくつかあり、観覧した後に休憩やランチをするのにも困らない。「トシ・鎧塚」の名を冠したカフェレストランがあったので、入ってみる。
スイーツを食べている時に父が「たい焼きはないんか?」と聞いてきたので、(いや、どう考えてもないやん)と思ったけど、一応メニューを見るふりだけして「お父さん、残念ながらないわ」と答える。
すると何を思ったか次女が「おじいちゃんはたい焼きを頭から食べる?それとも尻尾から食べる?」と質問する。すると父が「あぁ~せやなぁ、お腹から食べるかな、あんこがいっぱい入ってるやろ?」と返事をしてこちらを仰天させる。
なんか猟奇的やわー。
その後美術館を後にして熱海駅へ。
新幹線まではまだ少し間があったので、仲見世通りを歩いたりして時間をつぶして新幹線のホームへ。
新幹線の到着を待っているとわたしたちの後ろに外国人(西洋人)のご家族が並ぶ。
そのご家族をじっと見つめる父。(お父さん、やめて…)
嫌な予感は的中して、父はそのご家族に話しかけ始めた。
と言っても父の英語はかなりのカタコト。それでいきなり「Where are you from?」などと言い出すからほんまに引きつったわ。
隣に立っていたわたしもやむなく参戦する。(カタコトにカタコト英語を重ねる)
相手のご家族はとってもいい方たちで、つたない英語であいさつもなしにいきなり話しかけてきた不審な年寄りにも愛想よく答えてくださる。
お父さんは東京住みで、そこにご家族が訪ねてきて日本旅行を楽しまれているようだった。父がグイグイ行くのでほんとに冷や冷やしたけど、これくらい図々しくないと語学って話せるようにならないのかも?
(早く新幹線来て~)というわたしの心の声もむなしく、到着がやや遅れるとのアナウンス。やっと新幹線が来たときは汗だくだったわ💦
ご家族は最後まで愛想よく会話してくれてほんとに助かった!
帰りの車内では夫と妹が最後の晩酌。
とにかく夫はあらゆる場所で飲みたがるので、お酒の弱いわたしの代わりに妹がお付き合いしてくれた。
またこんな旅行ができるといいなぁ。
なんだかんだ楽しかった☆