思いつくままに日暮らし

とりあえず始めて何も決まっていません。思いついたことをあれこれ書いていく予定です。

新学期始まる

 

今週から塾の新学期が始まった。
水曜日クラスの子たちは昨日が新学期の初日。授業が始まる前に準備などしているとHくんが「先生、テキスト忘れた」と言ってきた。
「そうなん?じゃあ、事務所に行ってコピーもらってきて」と言うと、Hくんは「うん」とうなづいて(素直でかわいい)、教室を出ていこうとした。
とそこで、今日が初日であることを思い出したわたし。
「待って、待って!今日は初日やから、今からテキスト配るんやったわ」と慌ててHくんを止めた。
あぶない、あぶない、またわたしが迂闊な人間であることを晒すところだったわ。

 

いつもは新しいサイクルの初日には教室にテキストを置いといてくれるのに、昨日は担当の先生が忘れてはったのか置いてなかったのよね。
おまけにわたしにとっては昨日が新学期初日ではなかったこともあり、うっかり(しそうに)なったわ。

 

ふーー、とんでもないトラップ(大げさ)に引っかかるところだった。
ただでさえ塾長から信用されてないのに、また一つ不信材料を増やすところだった。

 

わたしは塾の滞在時間が短いので、ほかの先生や事務の方たちとおしゃべりすることはほとんどない(わたしが帰る時間は事務所は受付の方くらいしかいない)んだけど、パートに行き始めて早9か月。
なんとな~く人間関係も見えてきた。

 

もちろん誰とも込み入った話はしないので、あくまでわたしの想像だけど、塾長はほかの先生からちょっと敬遠されてるなぁって気がする。
まあ、上に立つ人が煙たがられるのが世の常だけど、塾長は全部自分で把握しないと気が済まなくて、細かいこといろいろ言ってくるからわたしなんかはそれがプレッシャー。そこがちょっと煙たがられてるのかも。

 

あくまでわたしの想像なので、実際は違うかもしれないけど。
とにかくそういうことにして、わたしは塾長が言ってくることを気にしないことにしている。

 

でも最初の頃、わたしのどんくささにあきれていたのか冷たかった女の先生が、最近はちょっと話しかけてくれる。
なにごともちょっとずつ変わっていくんだなぁと嬉しく感じるこの頃。