パート先の塾では月・水の週２日教えている。（月)の算数クラスが一番生徒の人数が多く、(水)の国語クラスが一番人数が少ない。
(水)の国語クラスは３人しかいないので、それぞれの個性が目立つ。
そのうちの１人の女の子がとにかく国語が嫌い。やりたくないから、いつもダラダラしてて、文句も多い。そのこと自体はまぁ小学３年生やし、そらダラダラしたい時もあるよなぁって思うんだけど、他の二人がその子の態度が悪いからちょっと引いちゃってて、しかももう一人の女の子も「わたしもワガママ言ってもいいよね？」みたいになっちゃってきてるのが困る。
騒がしい子とか落ち着きがない子は対処のしようもあるし、注意すれば一瞬だけでも静かになるけど、ダラダラする子が一番困る。
我が子ならほっとくけど、ここは塾やしそうもいかない。
「お嬢さんがやる気ないんで、何もできてません」って言えないものなぁ。
なだめてすかしてやらせても、すぐにダラダラし始めてきりがない。
ちょっと強く注意するとすぐにすねるからほんまに困ってますわ～って感じなんだけど、そこに小さなナイトが。
それは３人の中の唯一の男の子Ｓ君。
女子２人が言うことを聞かなかったり、口答えしてくるとＳ君は「そんなん言うほうがあほなんやで」と言って注意してくれたり、２人がダラダラしててもちゃんとやってくれるし、起立・礼もビシッとしてくれる。
先生を困らせんようにしようという小さい子なりの配慮が感じられてとっても嬉しい。
あいさつもきちんとできるし、きっとお母さまがきちんとしつけされてるんやなぁって感心＆感謝してる。
でも根はもっとやんちゃな子だと思うんだよね。
休み時間におしゃべりしてると、可愛い顔に似合わず自分のことを「オレ」呼びやし、もっと弾けた感じやし。
授業中はきっと気を遣ってくれてるんだと思う。なんてええ子なんやろ。
小さな女子２人に振り回されてるわたしを救ってくれる小さなナイトＳ君。
ほんま助かってます！ありがとう！
