盗み聞きではない - 思いつくままに日暮らし

2023.12.16（土）

昨日は大阪まで行ってきた。新しいパートのお仕事の研修を受けるためだ。
普段は電車に乗ることがほぼないのだけど、今日は大阪まで小一時間ほど電車に乗らなくてはいけない。

電車、というか乗り物の中でスマホを見るのが苦手なので、ひたすら景色を見てボーっとする。さいわい座れたので若干ウトウト…。
ふと気づくと後ろの席の（おそらく）若い女の子2人が熱心に話しているのが聞こえてくる。

いや、盗み聞きするつもりはないんだけど、勝手に聞こえてきちゃう。
一人の女の子が韓国のガールズグループについて熱心に語っていて、もう一人の子はそれを「うん、うん」とどれくらい関心があるのか分からないけど聞いている。

「…だから実力で選ばれたグループやから、ファン投票とかそういうんじゃなくてな、ダンスとか歌唱力とかで選ばれた子たちやねん。だからビジュはイマイチやねんけど」
「じゃあ、あんまり人気ないんや」
「…まあな」

「期間限定で活動しててさ…」
「アイズワンみたいな？」
「あ、そうそう」
「そういえば、宮脇咲良どうなったん？」
「え？宮脇咲良はル・セラフィムにいるよ」
「そうなんや、知らんかった」
「ヤバッ」
（うん、わたしみたいなおばさんでも宮脇咲良がアイズワン終わったあと、ル・セラフィムで活動してること知ってるで）と思う。

「ル・セラフィムには日本人メンバーが二人おるねんけどさ、宮脇咲良とカズハちゃんっていう子がいるねん。その子が高槻の子やねん」（←この情報の真偽は調べていません。悪しからず）
「ふーん」
（ちょうどその時電車は高槻付近を通過中）
「ほら、その辺の！」（おそらく窓の外を指差している）
「そこのバレエスクールに行っててんて」
「そうなんや」
「ユウカちゃんは知り合いらしいで。同じバレエスクールに行ってて」
「ふーん」（この子、ユウカちゃんのこと知ってんのかなぁと思う関心の薄さ）
その後もアイドルの話は尽きることがなく、途中で降りて行った。

帰りは帰りで男子高校生の会話が聞こえてくる。
「お前さ、甘い物好きやんな？」
「うん」
「スイーツパラダイスやったっけ？なんかそういう店があるねん」
「そうなん？」
「えーっと、なんやったかなぁ？スイーツ…」
「ビュッフェ？」
「違う」
「食べ放題？」
「違う」
（いやいや、スイーツパラダイスで合ってるよ、おそらく、そういうお店はあります。それにビュッフェとか食べ放題はお店の名前じゃないし）
「そういえばさ、桂川のイオンのミスドで食べ放題やってて」
「そうなん！行きたい」
「いや、もう終わってる」
「クッソー、どんだけ食べられるか挑戦したかったー」