思いつくままに日暮らし

とりあえず始めて何も決まっていません。思いついたことをあれこれ書いていく予定です。

青春は密

 

桜


昨日は次女の高校の入学式だった。風はやや強かったもののうららかな春の日で、子供たちの笑顔も明るく、希望に満ちた空気があった。

 

春の陽気と相まって開放感を高めていたのは何人かの先生方がマスクをしていなかったこと。やっぱり顔が見られるのはいい。マスクを外したい人は気兼ねなく外せる日がくるといいな。とはいえ、マスクに慣れちゃってる今の若い子たちにとって、マスクを外すのは心理的なハードルが高いかもしれない。娘もマスクしているほうがいろいろ気にしなくていいから楽と言ってた。

 

希望いっぱい、と言いつつもやっぱり新生活が始まるときは不安もあるわけで…
高校ともなると周りは圧倒的に知らない子が多い。だからみんな入学式の後のホームルームが終わって校門あたりで知り合いに出会うと、嬉しそうにいろいろ報告し合っていた。子供たちと保護者でごった返す校庭。

それを見ていると、去年の夏の甲子園で優勝した仙台育英の監督の名言「青春って密なので」を思い出す。卒業式では泣けないわたしなのに、なぜかその光景を見て、この子たちの人生はまだまだこれからなんだな、とグッとくるものがあった。
柄にもなく「遥か長い道のりを歩き始めた君に幸せあれ!」と長渕剛ばりに思う。

 

やっぱり下の子の行事ってちょっと感傷的になっちゃうんだよね、これで終わりと思うと…と言いつつ卒業式では泣かなかったけど。