思いつくままに日暮らし

とりあえず始めて何も決まっていません。思いついたことをあれこれ書いていく予定です。

文武両道

スタジアムと青空


次女の高校の入学式も無事終わり、高校生活がスタートした。クラスの女子はすぐ仲良くなったようでさっそくグループラインも作られ、お弁当を一緒に食べるお友達もできて一安心。

 

最初の一週間は健康診断やオリエンテーション、○○レクやタブレットの使い方講座などが開かれ授業は一切なかったようだ。そんなにレクやオリエンテーションがあるなんて具体的には何をやっているのか聞いてみると、先生方のお話が多くてそれも長いと娘はお疲れ気味だった。
そのお話というのがとにかく高校時代にいろんな体験を積んでほしい、勉強だけでなくいろんなことにチャレンジしてほしい、ということを本や偉人から引用した言葉で熱く語ってくださるんだとか。

 

そういえば入学式のあとの保護者向けの説明会の中でもやたらと「文武両道、文武両道」って言ってたなぁ。あれは先生の言うお決まりのセリフだと思ってたけど、先生方はかなり本気でそう思っているってことか。勉強だけでなく部活でも何でも本気で取り組んでほしいって校長先生の話でも言ってたな、と思い出す。

 

でもね、とわたしは思う。それは素晴らしいことだけど、先生方が子供たちに期待してくださるのはありがたいことだけど、親のわたしでさえ、そこまで我が子に高望みはしてないんだけどね、と思う。

 

青春時代はあっという間に過ぎ去る。ダラダラしてても一瞬で過ぎ去る。それはそうなんだけど、まだ入学したてで高校生活に慣れてさえないのにずいぶんせっつくなぁと思う。

 

それにうちの娘は勉強はできる子だけど、運動全般苦手だし、あんまり意欲的に何かに取り組むタイプじゃないのよね。家にいてもスマホ見てるか、ネトフリ見てるかだし。

そりゃ本音を言えば、何か打ち込めることを見つけて後光がさすくらいキラキラの高校生活を送ってほしい。でも自分ができなかったことを子供に押し付けられない。どう過ごすかは本人が決める。そう思って親がグッと我慢して言わないことを先生方がやいのやいの子供に言っているのか、と思うと何とも言えない。

 

まあ、わたしだって高校球児の母には憧れるけど…でもきっと親御さんもわたしの50倍くらい頑張る人なんだろうなーと思うと無理やわーってすぐあきらめる根性なしだった。

 

 

 

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