先日めでたく銀婚式を迎えた。
結婚して25年も経ったなんて全く実感がわかないけど、見た目は確実に老けてきてるな。
40代前半までは若くみられることが多かったんだけど、最近とみに年相応というか、下手したら年より老けてみえるんじゃないか？と思うことが増えてきた。夫の方が若々しいのが悔しい。実際1歳だけ若いんだけど。
とまぁ、見た目への嘆きはこれくらいにして…
銀婚式を祝って、昔から通っているフレンチのお店へ食事に行った。こちらのお店がオープンしたての頃から通っているおかげで、ここ10年は2年に一度くらいしか行かないのに、いまだに常連扱いしてくださる。フレンチといってもお店は掘りごたつ式の和のインテリアで、お箸で食べるスタイル。〆には炊き立てご飯と自家製のちりめん山椒とお漬物を出してくれるなんとも寛ぐお店なのだ。
もっとちりめん山椒がかかってたのに…
基本的にフレンチではお箸で食べるスタイルよりフォークやナイフで雰囲気も味わいたい派だけど、こちらのお店ではこのスタイルが雰囲気に合っている。それにマダムがとても気さくで明るくて素敵な方なので、本当にリラックスできる。
わたしたちが行くといつも「他のお客さんにはお出ししてないからこっそりと」と言って一品サービスしてくださる。
「なんだかたまにしか来ないのに常連扱いしてもらって…」と恐縮すると…
「常連さんやと思てます。おくさんがお腹が大きいときから来てくれてはるもん」
と、明るく返してくれる。
なんかそういうやりとりの一つ一つがほんとうに嬉しい。
だから何か祝い事があるとこちらのお店に来ちゃうのよね。
お料理のことだけ考えたらもっと好きなお店はあるんだけど、この温かい雰囲気は他にない。
帰りには手作りのクッキーまで「お祝いに」とプレゼントしてくださった。
いつまでも通いたいお店の一つだけど、シェフであるご主人がもう７０代なのでいつまで続けてくださるかそれが心配。マダムはまだ６０代だし若々しくいらっしゃるので、当分お元気そうだけど。お店が７月で２０周年ということなのでその時はこちらからもお祝いしたい。
なんだか銀婚式のことより、お店の話ばかりになってしまった。
記念日には無頓着なわたし。だいたい５月が結婚記念日というのもよくないわ。GWや次女の誕生日、母の日などいろいろあって、結婚記念日のこと忘れちゃうのよね。
例年結婚記念日が過ぎ去ってから「そういえば…」と思い出すパターンだったけど、今年は銀婚式をお祝いできてよかった！
