今週のお題「苦手だったもの」
「苦手だったもの」というお題だけど、子供の頃より今の方がよっぽど苦手なものが増えている。
子供の頃は虫が平気だったのに今は苦手だし、汚れるのも気にしていなかったのに今は潔癖症。外で遊ぶのが好きだったのに、今やアウトドアとか考えられない。
とにかく年々苦手は増える一方で、それは人付き合いにおいてもそう。若い時は多少タイプの違う友達とも仲良くしていた。
でも今は自分とタイプ、というか生き方の違う人と仲良くなれる気がしない。
どうも自分でいろんなことの幅を狭めている気がするけど、その殻を打ち破るのは大変だ。
専業主婦生活のいいところは、人付き合いにおいて無理をしなくていいところ。その快適さを失ってまで新しい人間関係を作っていくのは気力がいる。
ただ、何人かの友達が親の介護や本人の病気などで、なかなか会えなくなっている現状を考えると、これからそういったことがますます増えるだろう。
あ、ちょっと気分が落ち込んできた…。
ただ唯一苦手を克服した…というか、あんまり気にならなくなったことは「マウンティング」かも。
若い時はマウンティングしてくる人が嫌だった。（当時はそんな言葉もなかったので、そういう人を「イキリ」と呼んでいた。）
例えばディスコで行き慣れた風を装う。（実際行き慣れていたのかもしれないけど）
というか、「これからはクラブやんな」みたいなことを言う。
夜遅くに彼氏を迎えに来させる。（一人で待ってくれればいいのに付き合わされる→わたしは家の方面全然違うから電車で帰るのに。迎えにきた彼氏は外車だったりする。）
突然、全然知らない人の話をぶちこんできて自分の「顔の広さ」をアピール。
若い時はそういうのにいちいち反応していたから、疲れたもんだわ。
今はまったく気にならない。「ご自慢どうぞ～」って感じで、なんならヨイショまでできるわ。自分を下げるのもわりと平気。
なんでだろう？プライドが無くなってきたのかしら？
いや、きっと価値観がはっきりしてきて、自分にとって大事なものが何か分かってきたのよね。
ということにしておこう。
