『歳取ったなぁ』って思うときはいろいろあって、
鏡で自分の顔を見たとき（写真は年齢をつきつけてくるので恐怖）
老眼で小さい字が見えないとき
腰やら膝が痛いとき
ミスドのドーナツを一個で十分と感じるとき…
他にもいろいろあるけど、こないだふと
「そういえば、最近値切るのがめんどくさくなったなぁ」と思った。
以前は大きい買い物をするときは必ず値切っていて、
マンションを買う時なんかもけっこう値切ったあげく、オプションもいろいろ付けてもらったし（他の住人に言わないでほしいと言われた）、車を買ったときも「この（程度の）クラスの車でこんなに値引きしたことないですわ」と言われた。（軽くディスられてる？）
家電を買うときも当然値切る。ネットのほうが安いかもしれないけど、そこは昔人間なので大きい物は実店舗で買いたい。
ちょっと値切れば、すぐ数千円～数万円安くなるんだから、言い値で買うのがもったいなくて…。（そもそも最初の値段設定高すぎない？）
相手に悪くて値引きできない、という人もいるけど、そこは相手もプロ、ほんとうに不利な取引はしないと思う（多分）。
周りに言って一番驚かれたのは、歯医者さんで長女の歯の矯正費用を値切ってみたこと。
だって歯の矯正は自由診療、つまりはお医者さんの言い値なんだし…と思ったんだけど、歯医者で値切ってくる人はいないらしく、「えっ？」という顔をされた。そしてやんわりと「もうサービス価格になってますので」と断られた。そこはさすがに「そうですよね、すいません」と言って引き下がった。
（ちなみに普段は病院で値切るなんてマネはしてませんから、これを読んで引かないでくださいね。）
でも、最近は値切るのがめんどくさくて、もういっかって感じで値札のまんま買ってる。これも年を取ったせいなのか？
あれこれ年のせいにしてみても平均寿命まで生きるとしたらまだ数十年あるんだよねぇ…。信長の時代ならもう死ぬ年だからいいけど、今の時代に５０代で節々が痛いとか、いろいろめんどくさいとか言ってたら、今後どうなるんだろう？と思わないでもない。ガタがくるのが早すぎる。
寿命に合わせて老化するのも後ろ倒しになってもらわなきゃ困るわ。
