思いつくままに日暮らし

とりあえず始めて何も決まっていません。思いついたことをあれこれ書いていく予定です。

妹と旅行先の趣味が合わない

わたしの妹は(わたしに言わせると)変わったところによく旅行に行っている。

 

変わったところ…と言っても、普通に旅行先として選ばれる範囲内での変わったところである。

 

彼女がこれまでに訪れた国は

インド

スリランカ

東南アジアの国々

チェコ

トルコ

中国

などなど…

 

もちろんたくさんの人が旅行先として選ぶ場所だろうし、それなりに人気もあるとは思うものの、ちょっと変わってるなぁと思う。

そして彼女は一般的に人気の旅行先となりそうな、イタリアやフランス、アメリカやオーストラリアなどには行ったことがない。

 

こう書くと妹がちょっと変わった人のような印象を与えてしまうかもしれないけど、普段の妹は特に変わったところはないと思う。

 

わたしにとって妹の旅行話は面白い。

まさに「未知との遭遇」。

 

インド…と聞くとガンジス川の周りで人々が洗濯していたり、遺体が焼かれていたり…といったイメージがある。

事実そのとおりだったらしいが、やはり実際に人が洗濯しているそばで遺体が焼かれているといった光景を目の当たりにするとかなり衝撃だった、とのこと。

 

また、どこでも、というわけではないだろうが、インドには「野良」がたくさんいて、「野良牛」「野良豚」「野良羊」がウロウロしていたらしい。

 

そして道は動物たちの排泄物でけっこう埋め尽くされているらしく、なぜかサンダル履きだった妹は道の端っこを壁に沿うように歩いて排泄物を避けたとのこと。

 

現地ガイドの人に冷たい目で見られながら…

 

そのほかにも彼女はラグのお店で、ラグに上がるように勧められたときに、靴を脱ぎたくないから頑として上がらなかったーーなどと話しており、そんな神経質なことを言うくらいならインドに行かなきゃいいんじゃないか?と思うけど、なぜか死ぬまでにもう一度行きたいらしい。

 

きっと、そんな色々があっても行きたくなるくらい魅力のある国なんだろうな。

自称「20年間右手を上げ続けている」ヨガの行者にも出会ったようだし。

 

わたしは潔癖症なので、野良動物の排泄物があちこちに落ちているような道を歩かなくてはいけない旅行は無理ですが。

 

妹はどちらかと言えば都市化された国より、独特の文化や風習を持っている国が好きみたい。

 

一方わたしは都会好きなので、都市部に旅行することが多い。

これまでの人生ずっと地方在住で自然が身近なところで暮らしているせいか、自然にはあんまり興味がなくて、日常で間に合ってますわーという感じ。

 

今、一番行きたいところもニューヨークだし。

 

とはいえ、コロナとは関係なく海外旅行なんて夢のまた夢…

ましてやニューヨークは物価も恐ろしく高いし。

 

独身の妹はそろそろ海外もまた行きたい~~って言ってたから、彼女が行ったら土産話を楽しみにしておこう。