思いつくままに日暮らし

とりあえず始めて何も決まっていません。思いついたことをあれこれ書いていく予定です。

『見る』と『やる』とじゃ大違い

昨年の年末に「パートのお仕事を続けるかどうか決断する!」と威勢のいいことを書いていたんだけど…

 

minagu.hatenablog.com

 

 

結局は優柔不断で決心がつかず…
「職場の雰囲気が合わない」でネット検索したりすると、職場に馴染むまで『平均3か月』かかると書いてある。それじゃあたった2回で判断するのはいくらなんでも早すぎるか?とか、この年でまた仕事を見つけるのは大変よね、なんのスキルもないし、とか思って結局続けることにした。

でも不安材料はいろいろあった。
なかでも授業を見学させてもらった先生から聞いた話が引っ掛かる。
「去年(現在から見ると一昨年)の秋にわたしたちベーシック(仮称)クラスの研修を一人で担当されていた社員さんがやめてね…それ以来言い方はなんだけど野放しっていうか、ほっとかれてるんですよ。わたしも聞きたいことがあるときはその人に何でも聞いてたし、親身に相談に乗ってくれてすごく助かってて、その社員さんがベーシックの先生の研修会とかも開いてくれてたんだけど、そういうのも一切なくなってね」

 

ほうほう、ということはこれからわたしが何か聞きたいことがあっても聞く相手がいないってこと?

 

「その人が模擬授業を見てくれて、ちゃんと指導してくれてね。わたしも一つ一つ教わったんですけど、先生(わたしのこと)の模擬授業とか誰が見てくれるんですか?」
「何も聞いてないんですよね、ただ授業を見学するとしか」
「えっまさか、いきなり授業じゃないですよね?」
「さすがにそれはないと信じたいですけどね…」
「そんなの無理ですよ!絶対無理やと思うわ。見るのとやるのじゃ大違いなんですよ。それに先生、冬期講習の授業しか見てないでしょ?通常授業を見ておかないとだめですよ。」

確かにそう。見るとやるとじゃ大違い。
簡単そうに見えることでもやってみるとあれ?ってなることが多いよね。

 

しかし嫌な予感はあたり、面接を担当してくれた田中(仮名)さんからメールが入る。
「それでは1月からよろしくお願いします」

 

やっぱり、と思うと同時においおい、という気持ちになる。
職人の世界じゃあるまいし『見て盗め』じゃないんだから。
2回見ただけで完全再現できる人がいたら天才じゃない?
しかも教えるためのガイドももらっていない。丸腰でぶっつけ本番で教えるとかわたしも嫌やけど、なにより生徒に失礼でしょ。

 

わたしはメールで返信した。
「一度は通常授業を見せてほしいです。それに必要な教材ももらっていないので、当日早めに参りますのでご対応お願いします」
「了解しました。担当校には連絡しておきましたのでよろしくお願いします」

 

人手不足なんだろうなぁとは思っていた。わたしのような素人をテストもせずに受け入れるということは、とにかく人手が欲しいんだと。

とはいえ塾の対応にあきれつつ、(実質の)初仕事に向かったんだけど、それはまた次回書こうと思う。